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AGC 自動運転時代のガラスの新たな役割とは? 東京モーターショー2017

2017/12/21(木)

東京モーターショー2017に展示されたAGCのモックアップ

AGC旭硝子は「人と車のインタラクティブコミュニケーションにおけるガラスの役割」をテーマに、東京モーターショー2017で展示を行った。メインとなったのは自動車向けの情報ディスプレイ。AGCが考える自動運転時代のクルマのモックアップには実際に乗ることができ、ドライバー目線でAGCの技術を体験することができる。

ガラスがつなぐ人とクルマのコミュニケーション

AGC旭硝子  モビリティ事業開拓室の児玉 孝太郎氏が「フルカラーで大きい画面というところに何か価値が出せるのではないか」と語る全面がモニターとなったフロントガラスには、フルカラーでナビゲーションや建物情報、サイドミラーの代替として後方映像を表示することができる。展示ではダッシュボードの奥に設置したプロジェクターを使用して映像を映していたためフロントガラスの下半分にしか映像は表示されなかったが、レベル4の自動運転の際に全面が一つのモニターになるようルームミラーやサイドミラーに映写機能を搭載するための研究と開発を進めていくという。さらにインストルメント・パネルにはガラスの下に液晶ディスプレイを直接貼り合わせることにより、従来のデジタルサイネージに比べ視認性が大幅に向上する「インフォベール」、強度・耐傷性、質感に優れた化学強化用ガラス「ドラゴントレイル」、摩耗耐久性を兼ね備えつつフッ素特有の性能を活かした防汚・離型コーティング剤「シュレコ」といったAGCが誇る3つの技術が用いられている。これによりガラスのインストルメント・パネルに精彩な映像や情報を映し出すことができる。この他にも車両後方の映像を映し出すルームミラーや、窓ガラスに文字を表示し車外の人とのコミュニケーションボードとして活用する技術などが展示された。

自動運転化社会の実現に向け、人とクルマのコミュニケーションをつなぐ重要な部品として、ガラスも日々進化を続けている。

映像が映し出されたフロントガラスと、一枚のガラスで造られたインストルメント・パネル

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