有料会員限定記事

【BONUS TRACK】線路跡地にできた下北沢の“ポップ”と“歴史”を融合した新しい商店街

有料会員限定記事

2021/3/5(金)

小田急電鉄の線路跡地に「BONUS TRACK(ボーナス トラック)」というユニークな商店街が昨年オープンした。「下北線路街」の一環として始まったこのプロジェクトには、コーヒーが飲める日記専門店など、下北沢の街らしい独特な店舗が数多く参加している。また、地域住民との交流も積極的に行い、新しいコミュニティづくりも盛んだ。

BONUS TRACKを運営する散歩社のチーフディレクターである桜木彩佳氏にオープンの経緯やコンセプトなどを聞いた。

桜木彩佳氏

桜木彩佳氏



■下北沢の個性を残すような商店街を作る

小田急電鉄が手掛ける「下北線路街」は、小田急線の東北沢駅~世田谷代田駅の地下化に伴い、全長約1.7kmの線路跡地に新しい街を開発するプロジェクトだ。BONUS TRACKはそのプロジェクトの一環として生まれた新しい商店街で、日記専門店「月日」や、台湾のソウルフードである魯肉飯(ルーローハン)専門スタンド「大浪漫商店(BIG ROMANTIC STORE)」など一風変わった店舗が立ち並ぶ。

――BONUS TRACKのオープンに至った経緯を教えてください。

BONUS TRACKは、小田急線の東北沢〜世田谷代田駅の地下化に伴う線路跡地の開発『下北線路街』の一環として生まれました。

現代版商店街をテーマに、小田急電鉄からマスターリースの立場で事業を請け負うことになったのが、ソーシャルなウェブメディア「greenz.jp」の運営を経て、まちづくりの開発やプロデュースを行なっていた小野と、下北沢でビールが飲める書店「本屋B&B」を運営していた内沼の2人です。小野は、「greenz.jp」というWebソーシャルマガジンの運営を10年ほどやっていたほか、日本橋に「ANDON」というおむすび屋も経営しています。2人は新たに「散歩社」を立ち上げ、BONUS TRACKは2020年4月にオープンしました。

※このコンテンツはLIGAREオンライン法人プレミアム会員限定公開です。会員の場合はログインしてください。
無料会員および有効期限切れの場合は以下のページから法人プレミアム会員にお申し込みください。

法人プレミアム会員に申し込む



ログイン



get_the_ID : 76343
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る