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モビリティ×エネルギーの最新版カオスマップを公開【リブ・コンサルティング】

2021/10/15(金)

ベンチャーなどの成長企業向けに経営・DXコンサルティングを行う株式会社リブ・コンサルティング(以下、リブ・コンサルティング)は10月15日、「EVトランスフォーメーションカオスマップ」の2021年度版を公開した。活発化するモビリティ×エネルギーの事業領域を「EVトランスフォーメーション」と定義し、同領域でのコンサルティング活動を加速させる方針だ。
ここ数年のEV化・脱炭素化を背景として、モビリティ業界とエネルギー業界で互いに新規参入を行う動きが、北米を中心に活発化している状況だ。日本国内でも同様に、モビリティ・エネルギー領域でのビジネスが急激に変化しつつある。一方、現状では加速する業界の変化に明確な定義が追いついていないとリブ・コンサルティングは指摘する。そこで同社は「EVトランスフォーメーション」の呼称を掲げ、今後の活動を進めていく方針だ。

また、今回の発表に合わせて、EVトランスフォーメーションに関するカオスマップを作成・発表した。カオスマップは55の企業やサービスを網羅し、業界をモビリティとエネルギーの2業界、機能をサービス供給とマネジメント領域の2機能に定めた。そのうえで、詳細の領域を下記の計9つに分類している。

1. EV+電力小売り
2. BCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)
3. VtoH(Vehicle to Home)
4. 充電インフラ
5. EV MaaS
6. EV導入サービス
7. EMS(エネルギーマネジメントシステム)
8. VPP(バーチャルパワープラント)
9. EVフリート

なお、リブ・コンサルティングのWebサイトでは、カオスマップに記載した企業名やサービスの詳細をまとめたホワイトペーパーを公開している(指定フォームへの情報入力が必要)。
https://www.libcon.co.jp/abc/download/detail_59/
リブ・コンサルティングは、モビリティサービスやEVトランスフォーメーション、販売店向けソリューション開発などの領域で、今後さらに事業開発の実装サポートを強化する考えだ。同社は具体的なサポート内容として、市場調査/各種リサーチ・PoC(概念実証)・サービス開発(新規事業開発)・サービスグロース・アライアンス構築/M&Aサポート等を挙げている。

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