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【国内初】パナソニックら、ロボットによる屋外での処方箋医薬品の配送開始

2021/3/11(木)

パナソニックは4日、アインホールディングス、Fujisawa SST協議会とともに小型低速ロボットを用いてエリア内の店舗から住宅へ商品を届ける配送サービスの実証実験を神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)にて3月5日から実施することを発表した。

パナソニックは、2020年11月から「小型低速ロボットを用いた住宅街向け配送サービス実証実験」を開始し、公道走行における技術的な検証を実施してきた。一方でアインホールディングスは日本全国に調剤薬局やドラッグストアを展開し、Fujisawa SSTではアイン薬局 FujisawaSST店(以下、アイン薬局)を開いている。


今回の実験は、5日から26日までの木曜日と金曜日にFujisawa SSTで実施する。2台の小型低速ロボットがユーザーからの予約に応じて、処方箋医薬品(以下、医薬品)をアイン薬局 、冷蔵品の弁当を商業施設「湘南T-SITE」から住宅に向けて配送する。

配送ロボットは横浜市にある遠隔管制センターと無線接続し、自動で回避が困難な状況ではオペレーターが遠隔操作に切り替えて走行する。また配送ロボットには周辺の方との遠隔での対話できる機能がついており、必要に応じてオペレーターが依頼人の円滑な商品受け取りなどをサポートする。

なおパナソニックは、今後もFujisawa SST協議会とともに様々な店舗との連携を拡大しながら、持続可能な街づくりと、そこで生活する人々の安心・安全で豊かなくらしの実現に貢献すると述べている。

(出典:パナソニック Webサイトより)

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