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BYDなど初出展勢の最新EVバスが注目集める 2025バステクフォーラム

2025/6/2(月)

バス業界の最新技術を展示するイベント「2025バステクフォーラム」が5月23日、神戸市須磨区で開かれた。EVバスなど国内外の最新車両が勢揃いし、業界関係者を中心に約1,000人が集まった。同イベントで初出展したBYDジャパンのEVバス「K8 2.0」「J7」や、EVモーターズ・ジャパンが初めて一般公開したEVバス「V8-Coach Bus」「V8-Micro Bus」が参加者の注目を集めた。

K8 2.0

K8 2.0



BYDの「K8 2.0」は大型バスで、最大定員は80人。航続距離は240km。独自開発した薄型の電池「ブレードバッテリー」が搭載されており、フルフラット化された車内が特徴だ。
J7

J7



「J7」は中型バスで、最大定員は61人。航続距離は250km。1月に同社の事業方針説明会で発表したモデルで、日本市場専用に設計し、最新型インホイールモーター採用の電動アクスルが搭載されている。


V8-Coach Bus

V8-Coach Bus


EVモーターズ・ジャパンのEVバス「V8-Coach Bus」は最大定員は53人。航続距離は250km。全長12mで大容量の貫通式トランクルームを有している。
V8-Micro Bus

V8-Micro Bus


「V8-Micro Bus」は、定員20人・24人の全長6.99m車と、定員11人の全長5.99m車の2種類のモデルがある。バイワイヤ制御を標準搭載しており、将来的には自動運転レベル4での運行を見据えている。

この他、いすゞ自動車の「エルガEV」、初出展の神戸市交通局の「日産ディーゼルRA」などが展示された。
いすゞ自動車「エルガEV」

いすゞ自動車「エルガEV」


神戸市交通局「日産ディーゼルRA」

神戸市交通局「日産ディーゼルRA」




ジャパン・トゥエンティワンの側方衝突警報システム「レーダープリディクストプラス」搭載バスのデモンストレーションや、三洋貿易の自動運転小型EV「ピクセルインテリジェンスRoboBus」の試乗体験も行われた。


機器用品・システム関連ではEV運行管理・エネルギー管理統合システムを提供するeMotion Fleet社や、バス用のカーナビや行程表クラウドを手掛けるナビタイムジャパンが初出展した。

バステクフォーラムはバス専門情報誌「バスラマ」を発行する「ぽると出版」が主催する体験型バスフォーラム。関西圏と首都圏で年に2回イベントを開催している。


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