ニュース

電脳交通 タクシーに事故多発地情報をリアルタイムで通知 

2025/2/21(金)

 電脳交通は2月19日、クラウド型タクシー配車システム「DS」で事故多発地点や事故発生状況をドライバーにリアルタイムで知らせる「事故多発エリア通知」機能の提供を開始したことを発表した。
  
 タクシー業界でドライバーの高齢化が進んでおり、交通事故のリスクが高まっていることを背景に、電脳交通と損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)、第一交通産業の3社が安全運転を支援するソリューションを開発したもの。2022年から進めてきた実証実験で事故削減効果を確認し、今年2月、正式にサービス化した。
 
 損保ジャパンが保有する事故多発地点や事故発生状況などの情報を電脳交通のタクシー配車システムと連携。事故多発地点に近づくと、車載タブレットからドライバーに情報をリアルタイムで通知し、交通事故の防止を図る。また、タブレットのアラート機能は継続的に仕様を改善し、慣れによる交通事故防止効果の低下を防ぐ。さらに、損保ジャパンではサービスを利用するフリート契約を対象に割引する特約を新規に開発・提供していくという。

 今後3社は全国のタクシー事業者へのサービス導入支援や、事故防止と連動した保険商品の提案、安全運転啓発活動へ取り組んでいく考え。

get_the_ID : 242039
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る