ニュース

GO、新会社GOドライブ設立へ ゼンリンや東京センチュリーが資本参加

2025/5/28(水)

GOは5月26日、会社分割(新設分割)による新会社GOドライブの設立決議を発表した。

GOドライブには、事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」や、同サービスで収集したビッグデータを活用した道路情報の自動差分抽出プロジェクトなどが承継される。さらに、GOドライブには、第三者割当増資によるゼンリン、および東京センチュリーが資本参加を予定しており、事業面でも連携を進めていくという。

なお、GOは、GOドライブについて、「DRIVE CHART」をはじめ「GO運転管理」や、ゼンリンと共同で進める道路情報の自動差分抽出プロジェクトなどの事業を推進すると述べている。

▼関係者のコメント
■GO 代表取締役社長 中島宏氏のコメント

我々GO株式会社も過去を遡れば、事業のカーブアウトによって、会社として新たな船出を切ったことで今現在の事業展開に至るという経緯があります。この度、形は違えど、株式会社ゼンリン様、東京センチュリー株式会社様という素晴らしい皆様に応援いただく形で、当社の事業をカーブアウトし新たな会社として船出を迎えられたことは大変感慨深い出来事です。関係くださったすべての皆様に感謝申し上げます。

■GOドライブ株式会社 代表取締役社長 川上裕幸氏のコメント(現:GO株式会社 執行役員 スマートドライビング事業本部 本部長)

私たちは、移動における安全・安心をテーマに、交通事故削減を支援する『DRIVE CHART』などのサービス展開に加え、より良い交通社会の構築に向けて、サービスから得られるビッグデータを利活用する研究開発を行ってまいりました。AIをはじめとするテクノロジーの活用は、モビリティの安全性と利便性の向上へ向けて確実に進んでおり、私たちの事業に対しても多くのお客様・パートナーからご期待をいただいております。

一方で、社会では依然として多くの尊い命が交通事故で失われており、安全・安心な交通社会の実現に向けた課題は多く残されています。GOドライブ株式会社では、株式会社ゼンリン様および東京センチュリー株式会社様とのパートナーシップを強固なものとし、事業の成長を加速させるとともに、サービスや技術を通してより多くの交通課題を解決し、より安全・安心な社会づくりに貢献してまいります。

■ゼンリン 代表取締役社長 竹川道郎氏のコメント

ゼンリンは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念とし、位置情報の活用により社会課題の解決や安全・安心な社会の実現に貢献することが、私たちの使命であると考えております。この度、GO株式会社様が掲げるミッション「移動で人を幸せに。」に込められた交通・社会課題の解決に向けての思いに共感するとともに、両社のアセットを組み合わせることで安全・安心な移動支援への貢献に寄与できると考え、本件出資を決定いたしました。さらに、『DRIVE CHART』を活用した当社高度時空間データベースの更新効率や鮮度の向上、ダイナミック情報の活用などの事業連携も視野に入れ、GO株式会社様、東京センチュリー株式会社様、各社の強みを掛け合わせ、新たな価値を共創し、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。

■東京センチュリー 専務執行役員オートモビリティ営業推進部門長 大杉雅人氏のコメント

オートモビリティ業界では、技術革新と顧客ニーズの多様化を背景にかつてない変革期を迎え、データとテクノロジーの融合によるお客さまに寄り添った新たなサービスの創出が強く求められています。

このたび、当社が、データビジネスの両雄であるGO株式会社様、株式会社ゼンリン様と協業することにより、当社が志向する「データビジネスの創出を通じたお客さまの課題解決」に資する革新的な付加価値サービスの共創が実現できるものと確信し、本件出資を決定いたしました。今後は各社の経営資源の活用と連携強化により、新たなサービスの創出と社会課題の解決に注力いたします。

get_the_ID : 244711
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る