「グリーンコープ生協くまもと」で初の電気自動車(EV)を導入
2024/5/17(金)
グリーンコープ生協くまもとが、配送や営業用の車両として電気自動車(EV)を初めて導入することを決定した。温室効果ガス削減に向け、「OUR GREEN」と題した一連の取り組みを今年から本格化させる。2027年の完全カーボンニュートラル実現を目指す。
生活協同組合くまもと(以下「グリーンコープ生協くまもと」)は、今年度から配送や営業に用いる車両として、初めて電気自動車(EV)を導入することを決定した。グリーンコープ生協くまもとは、西日本を中心に16の組織や団体で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(以下「グリーンコープ」)に所属している。
特に、熊本県内で最多の13000人の組合員を抱える西部センターでは、現在使用中の31台すべてをEVに切り替える。
グリーンコープは、温室効果ガス削減に取り組むため、今年から新たに「OUR GREEN」プロジェクトを開始した。2027年の完全な「カーボンニュートラル」達成に向け、取り組みを本格化させる狙いだ。
主に導入する「日野デュトロZ EV」は、最大積載量1トンで5時間の通常充電で100キロメートル以上の走行が可能。荷台の高さは、約40センチメートルで、一般トラックの半分ほどのため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単なのが特徴である。また、運転席と荷物室がつながる「ウォークスルー構造」のため、ドライバーの負担軽減につながる。
グリーンコープでは「2027年までに事業で排出する温室効果ガス0」を目標に掲げている。温室効果ガス削減のための一連の取り組みを「OUR GREEN」と名付け、今年からさらに強力に推進する。
温室効果ガス削減のため、今年から「OUR GREEN」と銘打った一連の取り組みを、今年からさらに強力に推進するのだ。
「無理」や「我慢」「がんばり」は長続きしないため、「組合員と共に、無理せず無理にがんばらなくてもカーボンニュートラルに取り組む」ことを目指していく。「OUR GREEN」のロゴ右上のスペースは、「あなたが加わって初めてカーボンニュートラルは完成する」という想いが込められている。