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大阪ガス、大阪・関西万博内にe-メタン設備「化けるLABO」竣工

2025/3/17(月)

大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)は3月13日、大阪・関西万博のカーボンリサイクルファクトリー内で建設を進めていたe-メタン製造(メタネーション)実証設備「化けるLABO(ラボ)」の竣工を発表した。さらに、同設備について、クリーンガス証書制度における「クリーンガス製造設備」の認定取得も発表している。

同施設では、環境省の「既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築実証事業」のもと、会場内で発生する生ごみやCO2を利用して、未来の都市ガスe-メタンをつくる実証実験を行う。一般家庭約170件分に相当する量(7Nm3/h)のe-メタンを製造し、迎賓館厨房およびガスコージェネレーション設備で利用するという。

また、大阪ガスは、大阪・関西万博の会期中に、事前予約制で、タブレット端末と拡張現実(AR)を活用した実証設備の見学ツアーを実施する予定だ。そして、今回の実証事業の後は、メタネーション設備のスケールアップを図りながら、2030年までに、再生可能エネルギー由来の水素と生ごみ由来のバイオガスに含まれるCO2から、e-メタンを製造するシステムを、近畿圏を中心にごみ焼却工場や食品加工工場向けに導入することを目指すと述べている。


(出典:大阪ガス Webサイトより)

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