大阪ガス、Shizen Connect社と資本業務提携 出資も実施
2024/12/2(月)
大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)は11月29日、株式会社Shizen Connect(以下、Shizen Connect社)と資本業務提携に関する契約締結と出資を発表した。
Shizen Connect社が独自開発したエネルギー管理システム「Shizen Connect」は、機器メーカーとエネマネ事業者の共有プラットフォームだ。同プラットフォームを活用することで、メーカーごとのサーバー連携無しに蓄電池やEV等のエネルギー機器の遠隔制御が可能となる。
大阪ガスは今回の業務提携を通じて、活用するエネルギーリソースの拡大を図るとともに、環境性や経済性に資する新たな顧客価値・サービス創出を検討していくという。具体的には、大阪ガス子会社である大阪ガスマーケティング株式会社とともに、共有プラットフォームを活用し、遠隔制御機器の対象を広げることで、暮らしまわり全体でエネルギー使用の最適化が図れるサービス実現を目指す。さらに、家庭用分野に先行して同プラットフォームの活用を予定している系統用蓄電池事業とも、得られた知見を共有しながら、低・脱炭素社会の実現にも貢献していくとのことだ。
なお、Daigasグループは、今後もカーボンニュートラル実現に向けた技術・サービス開発を行い、暮らしとビジネスの“さらなる進化”の役に立つ企業グループを目指すと述べている。