東陽テクニカ、NACS規格を対象とする「電気自動車(EV)充電評価サービス」開始
2024/7/12(金)
株式会社東陽テクニカ(以下、東陽テクニカ)は7月12日、テュフ ラインランド ジャパン株式会社と2023年9月から開始した「電気自動車(EV)充電評価サービス」において、北米での採用が進んでいるNACS規格(SAE J3400)を対象とした評価サービスを7月24日より開始する。
北米で採用が拡大している充電規格NACSへの対応は喫緊の課題として挙げられていたため、東陽テクニカはEV充電テストラボでの調整を重ね、7月24日より、NACSの急速充電、普通充電の双方に対応した試験評価サービスの受託を開始する。東陽テクニカは屋内で実車の評価が可能な「EV充電テストラボ」を2023年9月東京・木場のR&Dセンター内に開設し、テュフ ラインランド ジャパンと「電気自動車(EV)充電評価サービス」を開始した。特徴として、東陽テクニカR&Dセンター内「EV充電テストラボ」にて実施されることや、屋内で実車の評価ができることにより開発中の製品も高いセキュリティ環境で評価試験が可能になる。さらに、工業製品の安全試験・認証を提供するテュフ ラインランド ジャパンと、最先端の計測ソリューションを提供する東陽テクニカが、豊富な知識と経験に基づいて提供する試験サービスといった点が挙げられる。
このサービスは、乗用車はもちろんのこと大型車や充電器の評価試験を実施している。
東陽テクニカは、普及が急速に進むEV市場において、世界における国内外の自動車メーカーのEVの信頼性向上に貢献することで、脱炭素社会の実現を推進していく。