アイサンテクノロジー、愛知県にて自動運転を活用した実証実験実施
2022/6/30(木)
アイサンテクノロジー株式会社は、愛知県にて自動運転を活用した実証実験を実施する。6月23日付のプレスリリースで明かした。
同社は、さまざまな交通課題の解決に寄与することが期待されている自動運転サービスの実現を目指している。さらに、国の規制緩和の動きに連動した最先端の遠隔型自動運転システムを含む実証実験を、全国に先駆けて積み重ねている。2022年度は、実運行において再現可能なビジネスモデルの構築を目指すことを目的とし、株式会社NTTドコモを幹事会社とする共同体で愛知県から委託を受け事業を実施する。
具体的には、中部国際空港島およびその周辺地域では、イオンモール常滑~常滑駅間にて自動運転中型バスを利用した町内自動走行実証を実施する。また、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)では、ジブリパーク開業後の園内バスへの自動運転活用を想定した、閉鎖空間における園内目的地への移動手段の実現を目指す。
なお、今回の実証実験では、新たな試みとして、株式会社東海理化が持つ自動運転の遠隔監視に必要不可欠なカメラや映像の統合技術を活用している。これにより、実運用において再現可能なビジネスモデルの構築を目指すと述べている。