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旭化成、モビリティ等でCES2023に出展 AKXY2も展示予定

2022/12/5(月)

ブースイメージ

旭化成グループは、「モビリティ」「ホーム&リビング」分野の関連技術を中心に、CES 2023に出展する。12月1日付のプレスリリースで明かした。コンセプトカー「AKXY(アクシー)2」等も展示するという。

モビリティ分野は、サステナビリティに対する関心の高まりや、自動運転の普及、そしてパンデミックなどにより、自動車に求められるものは大きく変化している。

旭化成グループは、「AKXY2」を2022年5月に制作発表して以来、これまで自動車業界の展示会を中心に出展してきた。今回「CES 2023」に出展することで、より広い業界に向けて未来のモビリティのかたちを発信し、北米内外での事業パートナーシップ拡大の可能性を探るという。

「AKXY2」は、Sustainability(持続可能なクルマづくり)、Satisfaction(クルマの満足度向上)、Society(社会とクルマのつながり)という「3つのS」をコンセプトに開発された。同社は、EVシフトや自動運転技術の普及を想定しており、同社の素材・技術により実現するクルマの未来系として提案している。

さらに、同社は、モビリティ分野において、このほかにも「アルコール検知センサー」、「車内置き去り防止システム」、「ロードノイズキャンセル技術」などを展示する。「アルコール検知センサー」では、非接触で呼気に含まれるアルコールを検知できるハンドル組み込み型センサーのデモを展示する予定だ。さらに、同センサーは、エンジンと連動させ、アルコールが検知されるとエンジンが停止するシステム「アルコールインターロック」としても活用できる。

「車内置き去り防止システム」では、シートの布地に内蔵されたセンサーによる呼吸・心拍の検知と、ミリ波レーダーによる人体感知という2種の置き去り防止ソリューションを展示する。これにより、乳幼児が車内に置き去りにされることを防ぐ。「ロードノイズキャンセル技術」では、車内でのコミュニケーションやエンターテインメントをより楽しめるよう、走行中のノイズを低減する仕組みだ。

AKXY2

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