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豊洲エリアへの来訪動機促進等へ unerryら「Beacon Bank」サービス提供

2023/12/5(火)

株式会社unerry(以下、unerry)は11月29日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)との協業により、東京都の「令和5年度東京都データ連携・活用促進プロジェクト」に参画すると発表した。

今回の取り組みの目的は、豊洲への近隣エリアからの集客および来訪者のエリア回遊率アップだ。豊洲来訪者の人流を「Beacon Bank」で解析し、趣味嗜好に沿った広告配信を行うことで、来訪動機の促進や回遊性向上を目指す。実施期間は、2023年12月2日から2024年1月31日の予定だ。

また、同プロジェクトでは、NTTデータが開発した、豊洲エリアの都市活動データの可視化・分析を行う「豊洲ビューアー」を活用する。具体的には、「豊洲ビューアー」と「Beacon Bank」に蓄積される人流ビッグデータを連携し、豊洲エリアおよび協力施設における来街者の人数推計と性年代情報の推計、行動DNA※などを統計分析する。これにより、目的に応じた特徴的なペルソナ像の構築が可能だという。
※「行動DNA」は、各スポットを「外食」「ショッピング」「生活・サービス」などを中心とした約150の場所カテゴリに分類し、指定した期間内に対象となるユーザー群が足を運ぶ度合いを偏差値で示したunerry独自の指標。「Beacon Bank」連携アプリユーザー全体の行動傾向を偏差値50としたときに、対象となるユーザー群の度合いを見ることでその特性を把握することができる。(プレスリリースより)

くわえて、同プロジェクトでは、豊洲エリアへの来訪見込みが高い人物像を推測する。同時に、来訪者の趣味嗜好、場所や時間に沿ったレコメンド情報をunerryの「Beacon Bank AD」を使いリアルタイムにプッシュ配信することで行動変容を促す。これにより、来訪動機の促進や回遊性向上に寄与したかの効果検証を行う。

さらに、広告配信コンテンツは、ターゲットのペルソナ情報をインプットした上でNTTデータが生成系AIを用いて作成し、コンテンツの作成コスト・時間を短縮する取り組みも実施する予定だ。



(出典:unerry Webサイトより)

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