BIPROGYら、XtoCarプロジェクト開始 再生プラスチック供給へ
2025/4/1(火)
資源循環システムズ株式会社(以下 資源循環システムズ)、大栄環境株式会社(以下 大栄環境)、株式会社ニフコ(以下 ニフコ)、BIPROGY株式会社(以下 BIPROGY)、株式会社八木熊(以下 八木熊)は、動静脈連携による自動車向け再生プラスチック供給システムを構築する「XtoCar(エックス トゥ カー)プロジェクト」開始を発表した。
同プロジェクトは、製造などを行う産業(動脈産業)と廃棄物のリサイクルや適正処理を行う産業(静脈産業)が連携し、非自動車由来の廃プラスチックを自動車部品に再生する新しいリサイクルシステムを構築するものだ。廃プラスチックの選別、加工、評価、シミュレーション、最終的な製品化に至るまでの一連のプロセスを統合的に推進し、持続可能な資源循環型社会の実現を目指しているという。
また、同プロジェクトは、各社がそれぞれの専門性を生かすことで、非自動車由来の廃プラスチックを自動車部品に再生する新しいリサイクルシステムを構築する。このリサイクルシステムにより、非自動車由来の廃プラスチックを有効活用することができ、資源循環を通じた持続可能な社会の実現に貢献するとのことだ。
くわえて、同プロジェクトは、自動車業界向けの再生材の量産を目指しているとともに、この新しいリサイクルプロセスは、自動車業界にとどまらず、他の産業にも応用できる。なお、5社は、「iCEP PLASTICS」※を通じた資源の有効活用を加速し、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。
※ 動静脈×デジタルのパートナーシップにより、廃プラスチックの回収・再生樹脂化・成形加工・製品化・リサイクルプロセスのデジタル化をワンストップで行い新たなリサイクルスキームを実現する(プレスリリースより)
(出典:資源循環システムズ Webサイトより)