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大和ハウス、温室効果ガスを2050年度実質ゼロへ 社用車等にEV採用

2021/8/5(木)

大和ハウスグループの
新たな脱炭素目標

大和ハウス工業株式会社(以下、大和ハウス)は、カーボンニュートラルを目指す脱炭素の目標を策定した。8月2日付のプレスリリースで明かしている。目標は、温室効果ガス排出量の2030年度50%削減、2050年度ネットゼロ(実質排出量ゼロ)だ。
大和ハウスグループは、2055年までにグループ、グローバル、サプライチェーンを通じて「環境負荷ゼロ」の実現を目指している。2018年には住宅・建設業界として世界で初めてSBT、EP100、RE100の3つの国際イニシアチブに加盟した。国際標準の目標を掲げ、省エネ活動を推進するとともに、再生可能エネルギーの発電や積極的な活用を図っている。

また、大和ハウスグループは、これまでの省エネや再エネの取り組みに加えて、新たに化石燃料の電化に取り組む。社用車等の業務車両には電気自動車を採用する。さらに、施工現場向けにはハイブリッド重機の導入促進を図り、2030年度までに化石燃料の使用量を3割削減する予定だ。

事務所や工場などで利用する電力においては、太陽光発電や風力発電、水力発電由来の電力への転換を進める。再生可能エネルギー利用率を2020年度の8.5%から2030年度には70%に引き上げ、2040年度には100%を達成する計画だ。大和ハウスは、再エネ施設の開発・運営、再エネ電力の使用を推進することで、グループ内で再生可能エネルギーを「つくる・はこぶ・つかう」を完結する。これにより、「再生可能エネルギーによる自給自足」を実現すると述べている。

再エネの取り組み


(出典:大和ハウス Webサイトより)

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