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大和ハウス、横浜郊外でパーソナルモビリティの実証 シェア利用も

2020/11/2(月)

実証で活用されるWHILL Model-C

実証で活用されるWHILL Model-C

大和ハウス工業は、1970年に開発を開始した郊外戸建住宅団地の上郷ネオポリス(横浜市栄区)で、11月20日までWHILL社のパーソナルモビリティ「WHILL Model-C」を活用した実証を開始した。
今回の実証では、65歳以上の住民10人を対象にしたWHILL Model-Cの個人レンタルや、団地内のコミュニティセンター「野七里テラス」を拠点としたシェアリングサービスを実施する。また、WHILLの周知・PRなどを目的に、試乗会や体験イベントも開催する。

そのほか、ヤマハ発動機製の電動カートをベースにしたグリーンスローモビリティも、12月23日までの間デマンド運行で地域を巡回する。

横浜市内の多くの郊外住宅地では、高齢化に伴い、自宅からバス停やコンビニなどの店舗までといった「ラストワンマイル」の移動が課題となり、外出の機会を妨げる原因となっている。大和ハウスは横浜市とともに、今回の実証を通じて誰もが自由に移動手段を選択できるまちづくりや、コロナ禍においても安心して外出できるツールとしてのモビリティの活用など、持続可能な事業スキームの検討を進めていく。

実証後は、上郷ネオポリスで得られた成果を、同様の課題を抱えている市内郊外住宅地へ横展開していく予定だ。

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