同実証では、デンソーが個人認証、電力計量、エネルギーマネジメント機能を備えた充電システムを提供し、東急コミュニティーがそのシステムを活用して充電サービスを運営する。これにより、充電サービスも含めたマンション管理に関するさまざまなサービスを一元管理する体制を実現し、東急コミュニティーが将来的に集合住宅向け充電サービスを開始するための基盤を整える。また、デンソーは、同実証を通じて、集合住宅における電動車の充電環境を整備とエネルギー効率の向上を目指すという。

具体的には、東急コミュニティーが管理する首都圏のマンション2棟の平置き駐車場に6kW普通充電器と充電システムを設置し、実証を通じて実用化に向けた改善点を特定。運用や課金、管理方法などについてシステムの最適化を検証する。実証期間は2025年1月から約2年間の予定だ。なお、デンソーは、今後も業界の枠を超えたパートナー企業との連携を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくと述べている。

（出典：デンソー Webサイトより）