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アルコール検知で解錠不可 DNPら、YKK APへBqey提供開始

2023/10/25(水)

アルコールチェックのイメージ(左)
車両ドアを解錠するイメージ(右)

大日本印刷株式会社(以下、DNP)と株式会社東海理化(以下、東海理化)は10月11日、「DNP社用車管理サービス(Bqey:ビーキー)」のYKK AP株式会社への提供開始を発表した。

同サービスは、スマートフォンのアプリで社用車の利用予約を行えるほか、アルコール検知器による検査と記録、車両ドアの鍵の施解錠や日常点検などの記録が行えるサブスクリプション型サービスだ。取り付け工事の必要がない車載デジタルキーボックスに自動車のスマートキーを格納し、スマートフォンから車両ドアの解錠・施錠ができる。

また、同サービスでは、アルコール検知器での検査が未実施の場合、または検査でアルコール量が基準値を超えた場合は、スマートフォンでドアを解錠できず、物理的に運転をさせない環境を実現する。ドアの施解錠の操作には、DNPがICカード事業で培った暗号鍵管理の技術を活用しているという。

なお、DNPと東海理化は、アルコールチェックが義務化される2023年12月1日までに、YKK APの全国250拠点で、DNP社用車管理サービス(Bqey)の導入を完了する予定だ。一方、YKK APは、DNP社用車管理サービス(Bqey)の車両稼働集計機能※を活用して車両の稼働状況を可視化し、保有車両数の最適化を進めると述べている。

※ 予約情報と保有台数から日別の稼働率や車両別の稼働率を集計する機能。保有台数に対し、日別の稼働台数、時間別最大稼働台数を集計することで、現状の稼働率に対する保有台数の過不足をグラフで確認できる。(プレスリリースより)



(出典:DNP Webサイトより)

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