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ENECHANGE、「マンション専用車室ゼロプラン」提供開始

2023/3/10(金)

ENECHANGE株式会社は、国の補助金を活用した「マンション専用車室ゼロプラン」の提供を開始する。3月9日付のプレスリリースで明かした。
EVの普及拡大に向けて充電環境の整備が不可欠な中、集合住宅におけるEV充電器設置の進捗が伸び悩んでいる。これを受け、約7割の世帯が集合住宅に居を構える東京都では、2030年に「都内の集合住宅にZEV充電設備を6万基設置」を目標に掲げ、2025年以降は新築マンションへの設置義務化を予定している。しかし、集合住宅の場合、居住者の合意形成が得られにくい、充電器の適切な設置場所がわからない、電気代は誰が払うのか、管理の手間が増えてしまうのかなど、いくつかのハードルがある。

EV充電エネチェンジは、設置費用・月額費用・電気代負担をオールゼロにする「マンション(共用車室)ゼロプラン」を2022年11月から展開してきた。同プランは、マンション管理組合が導入検討をしやすいように、駐車場の車室が40台以上のマンション共用駐車区画への設置に限り導入できるものだ。

「マンション専用車室ゼロプラン」では、従来の「マンション(共用車室)ゼロプラン」同様に、設置費用・月額費用ゼロ円で提供。電気代は従量電気代も実費分を還元する。さらに、東京都内のマンションは都独自の助成金を活用し、電気料金の基本料金も0円 ※で利用可能だ。新築マンションのEV充電器設置義務化に向け、不動産デベロッパーとはマンションの設計時から連携を組み、適正な電気工事のサポートも行うという。

※ 東京都の助成金の要件を満たした場合に限る
また、「マンション専用車室ゼロプラン」の提供開始に伴い、以前から提供していた「マンション共用車室ゼロプラン」の40車室以上という条件を緩和し、より幅広いマンションへの導入が可能になっている。


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