ENEOS、エタノール混合ガソリンの実証開始 レース条件下で開発
2025/6/4(水)
ENEOSは6月2日、「ENEOSスーパー耐久シリーズ2025」においてエタノール混合ガソリンの提供および開発実証開始を発表した。
エタノール混合ガソリンは、既存の化石燃料由来のガソリンにバイオエタノールを混合した次世代の低炭素ガソリンだ。ENEOSは、ENEOSスーパー耐久シリーズでのE20供給を通じて、自動車メーカーや燃料メーカーと協力し、過酷なレース条件下での開発と実証を目指すという。
さらに、ENEOSは5月31日、当該燃料の提供先であるSUBARU、トヨタ、日産モータースポーツ&カスタマイズ、マツダ、各社の技術開発最高責任者とともに、当該開発実証に関する会見を富士スピードウェイで開催している。
なお、ENEOSは、カーボンニュートラル社会への貢献が期待できる次世代燃料の取り組みを含め、今後もさまざまなエネルギートランジションへの取り組みを推進していくと述べている。
