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ENEOS、EV事業推進部を設置 電動車両事業の検討・展開加速へ

2021/6/21(月)

ENEOSプラットフォーム
(次世代型エネルギー供給・地域サービス)全体像

ENEOS株式会社(以下、ENEOS)は6月8日、EV事業推進部を2021年7月1日付で設置すると発表した。設置目的は、電動車両(EV、PHV)事業の検討・展開の加速だ。
ENEOSは、グループの2040年長期ビジョンにおいて、次世代型エネルギー供給・地域サービスの展開を事業戦略として掲げている。このビジョンでは、燃料油に加えて電気・ガス・水素といった求められるエネルギーを幅広く供給する。さらに、全国のサービスステーション(以下、SS)において、「ENEOSプラットフォーム」の構築を目指している。

「ENEOSプラットフォーム」では、モビリティ関連や生活関連のサービスをトータルで提供予定だ。なお、ENEOSは既に、日本電気株式会社と、電動車両の充電事業において協業検討を開始することに合意し、基本合意書を締結している。

EV事業推進部では、今般、電動車両に関する検討を集中的に行い、事業の展開を強力に推進する。「ENEOSプラットフォーム」の一環として、電動車両の充電ネットワークの拡充をはじめとした関連事業を検討中だ。

今後、EV事業推進部主導で、全国約1万3000カ所のSSネットワークを活かした経路充電(移動経路における充電)事業を展開する。さらに、基礎充電(自宅等での充電)向けのサービス、電動車両のリースやシェア・メンテナンスなど関連サービス展開を検討すると述べている。

電動車両関連ビジネスの取り組み


(出典:ENEOS Webサイトより)

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