EVジェネシス、小型EV三輪車と太陽光発電を活用した発電ユニット開発
2025/1/31(金)
EVジェネシス株式会社(以下、EVジェネシス)は1月29日、ペロブスカイトソーラーパネルをルーフに装着した小型EV三輪車と何枚もの外付けしたペロブスカイトソーラーパネル(以下、外付けペロブスカイトソーラーパネル)を組み合わせた「小さな小さな発電所」ユニット開発を発表した。
同ユニットの特長は、電配車に搭載されたペロブスカイトソーラーパネルと外付けペロブスカイトソーラーパネルを併用することで、発電量を大幅に向上させることができることだ。また、電配車には自社開発の大容量リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しており、火災・爆発の危険性もなく、安全かつ効率的に電力を蓄えることができる。
さらに、同ユニットの外付けペロブスカイトソーラーパネルは可動式であるため、太陽の動きに合わせて最適な方角と角度に調整することができ、固定式と比べてさらなる発電量の向上を実現する。くわえて、外付けペロブスカイトソーラーパネルの架台は、地割れした道路を渡る臨時の橋としても使用することが可能だ。このような特徴により、EVジェネシスは、同ユニットを活用することにより、災害発生時の支援活動や被災地の復興において重要な役割を担うことが期待されると述べている。