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エネルギーマネジメント取り組みまとめ【2023年3月~9月】

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2023/10/25(水)

中部電力らが開発した充電マネジメントシステム「OPCAT」

中部電力らが開発した充電マネジメントシステム「OPCAT」

EVの普及を見越して、さまざまな企業が最適な充電方法や充電時間などに関するエネルギーマネジメントシステムの開発等に取り組んでいる。あるいは、システム提案を含めたEV導入支援なども推進中だ。当記事では、2023年3月~9月に行われた取り組みについてまとめる。

なお、2022年1月~2023年2月のエネルギーマネジメントの取り組みは、以下でまとめている。


中部電力株式会社(以下、中部電力)

中部電力らは9月28日、路線バスや配送トラックなどの商用EV向けに急速充電器での最適な充電を可能とする充電マネジメントシステムを共同で開発したと発表。10月下旬からの同システム「OPCAT(オプキャット)」のサービス提供に向け、申込受付を開始している。

今回の取り組みは、中部電力とアークエルテクノロジーズ株式会社で実施する。OPCATの特長は、複数台のEVの充電を最適に制御し、施設全体の消費電力を抑え(ピークカット)、電気料金の安い時間帯に充電をシフト(ピークシフト)することだ。これにより、EVの導入によって生じる電力設備の増強や電気料金(契約電力)の上昇などの経済的な負担を最小限とすることが可能となる。また、運行計画を踏まえた最適な充電により、急速充電による車両稼働率の向上、さらなる車両電動化に伴うCO2削減にも寄与するという。



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