EVモーターズ・ジャパンが運行・電力管理の企業と提携 導入支援を強化
2025/2/12(水)
EVモーターズ・ジャパン(以下、EVMJ)は2月6日、商用車へのEV導入に取り組むベンチャー企業のeMotion Fleetと商用EVの導入促進を図り、業務提携したことを発表した。
業務提携の目的はバス事業者や物流事業者に向けたEVの導入促進と運用の最適化だ。商用EVの開発と販売を手掛けるEVMJと、EV導入支援や車両・エネルギー管理システムを提供するeMotion Fleetのサービスを組み合わせる。EV、充電器や蓄電池の導入計画から運用管理までを包括的に支援するワンストップソリューションを展開する。
商用EV導入には車両調達や充電インフラの整備、運用管理の複雑さが事業者の課題となっており、2社は今回の提携によりEVを導入しやすい環境を整えていく狙いだ。
導入から運用管理までの支援に加えて、データ活用による新規サービスの提供も図る。EVMJの車両が生成するデータと、eMotion Fleetが販売するテレマティクスデバイスのデータを統合し、最適なEV運用を支援するサービスを共同開発する計画。
国内だけでなく東南アジアなどへの海外事業も強化し、各国のニーズに合わせたEV運用モデルの確立を目指す考え。