glafit、第三者割当増資を実施 パナソニックらが引き受け
2021/11/25(木)
glafit株式会社(以下、glafit)は、シリーズBラウンドにて、ベンチャーキャピタル、事業会社、個⼈投資家を引受先とする第三者割当増資を⾏った。11月24日付のプレスリリースで明かしている。
同ラウンドは、トヨタ⾃動⾞が出資し、スパークス・グループが運営する未来創⽣2号ファンドをリード投資家として実施した。パナソニックやヤマハ発動機等が引き受けている。glafitは、創業4年で「HYBRID BIKE GFR(以下、GFR) 」と「X-SCOOTER LOM(以下、LOM)」 といったマイクロモビリティ2機種の開発をした。GFRは、外⾒は折り畳み⾃転⾞、中⾝は原付バイクとして⾛⾏できる「ハイブリッドバイク」だ。⾃転⾞と同様ペダルがついており、⾃転⾞として⾛⾏する際には⾃転⾞扱いとなり、原付バイクとして⾛⾏する際には、原付バイク扱いとなる。道路交通法上、1つの乗り物に対して2つの⾞両区分が適⽤されるのは、国内史上初めてのことだ。利⽤シーンにより使い分けができる。
LOMは、キックボードに似た外観だが、スクーターから着想を得ているという。そのため、「⽴って乗るスクーター」といえる程強固な作りになっており、段差やくぼみでつまずきにくい、安定した乗り物だ。
glafitは、今回の資⾦調達を通じて、さらなるプロダクト開発を進め、さらに、マーケティングを積極化するという。新しいプロダクトは、GFR、またはLOMでは捉え切れなかったニーズを満たし、世の中に新たな驚きと感動を提供する。また、マイクロモビリティを利⽤しやすい環境整備(法律、⾛⾏レーン、シェアリングなどの乗り⽅に関する規制や仕組み)を主導することで、マイクロモビリティのリーディング・ カンパニーを⽬指すと述べている。
■glafit代表取締役CEOである鳴海氏のコメント
「移動をエンターテイメントに変え、⼈々の⽣活を豊かにする」というミッションの元、私たちはこれまで “近距離移動を、タノシク”するモビリティを世に送り出してきました。 今後は、これまでの近距離移動のモビリティに加え、より多くの⼈々の移動をタノシクする 新たなプロダクトの開発を続け、移動がエンターテイメントになる、そんな世界を⽬指して参ります。
■glafit取締役CFOである栗山氏のコメント
今回、未来創⽣ファンド様をリード投資家とする資⾦調達を実施いたしました。当社のビジネスを深く理解下さり、また、私たちが描く未来の世界の実現に向けて、サポート頂けることに深く感謝しております。さらに事業を共創できます事業会社様も参加下さり、glafitドリームチームが出来上がってきたと感じております。