ホンダ、電動車向け次世代技術公開 2020年代後半に投入予定
2025/11/7(金)
ホンダは11月6日、報道関係者向けに「ホンダ 四輪技術ワークショップ」を開催し、2020年代後半に投入予定の電動車向け次世代技術を公開。次世代ハイブリッド車向けのプラットフォーム、大型車向けハイブリッドシステム、小型EV「Super-ONE Prototype(スーパー ワン プロトタイプ)」の量産モデルに搭載予定の主要技術を紹介している。
次世代中型プラットフォームでは、ボディー剛性の最適化により、車体を軽量化すると同時に、タイヤへの荷重をコントロールし接地力を向上させた。EV向けのプラットフォームにも採用を予定しているという。さらに、車体構造の見直しと新たな設計手法の採用により、ハイブリッド車向けプラットフォームの重量を現行モデル比で約90kg軽量化を実現している。
次世代大型ハイブリッドシステムでは、現在販売している同一セグメントのガソリンエンジン搭載車と比較して30%以上の燃費向上を目指している。くわえて、エンジン・各ドライブユニットの高効率化、バッテリーアシストの活用により、完成車での全開加速性能についても、現在販売している同一セグメントのガソリンエンジン搭載車と比較して10%以上の向上を目指す。
また、ホンダは、Super-ONE Prototypeの量産モデルを、2026年より日本を皮切りに、小型EVのニーズの高い英国やアジア各国などで発売を予定している。同モデルは、EVの主要部品である薄型バッテリーを床下中央に配置することで重量物の集中化と低重心化を図り、Aセグメントの小型EVとしてクラス最軽量レベルの車両重量と、従来のガソリン車の小型車を上回る低重心を実現したとのことだ。
(出典:ホンダ Webサイトより)









