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岩谷産業、2023年までの経営計画発表 水素に3年間で600億円を投資

2021/8/6(金)

水素エネルギー社会に向けた中期ビジョン

岩谷産業株式会社(以下、岩谷産業)は6月4日、2021年から2023年までの中期経営計画「PLAN23」を発表した。同社は、この中で水素エネルギー社会の推進に3年間累計で600億円を投資することを明らかにしている。

「PLAN23」では、長期ビジョンとして「エネルギー生活総合サービス事業者への進化」「水素エネルギー社会に向けて」などを掲げた。「エネルギー生活総合サービス事業者への進化」では、エネルギー生活総合サービス事業者として、地域の社会課題解決に取り組むという。「水素エネルギー社会に向けて」では、水素の国内No.1サプライヤーとしてCO2フリー水素サプライチェーンを構築する。

「水素エネルギー社会に向けて」の具体的な取り組みは、水素発電、自動車・バス・トラック・フォークリフト・鉄道車両・船などのFC化、家庭での水素利用だ。米国でもFCV・FCバス・FCトラックなどが普及すると見越し、水素ステーションの建設やCO2フリー水素製造事業へ参入を考えているという。さらに、2023年までの目標として水素事業に600億円規模の投資を掲げている。

岩谷産業は、2050年カーボンニュートラルへ向けて、事業活動におけるCO2排出量の削減を進める。同時に、水素事業などの拡大により、社会全体のCO2削減に貢献していくと述べている。なお、「PLAN23」の全文は以下で公開している。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/ir/pdf/plan23.pdf
(出典:岩谷産業 Webサイトより)

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