JMSビズウィーク開幕、スタートアップ共創を推進 25年概要も発表
2024/10/16(水)
ジャパンモビリティショー(JMS) ビズウィーク 2024が10月15日、千葉・幕張メッセで開幕した。会期は18日まで。スタートアップ企業との事業共創を図る「ビズウィーク」は今回が初の試み。また、次回のJMSは25年10月に東京ビッグサイトで開催すると明らかにされた。
25年以降、JMSは毎年開催される。回ごとに「多くのお客様にモビリティの未来を感じていただくためのショーケース」と、「企業連携を推進するビジネスイベント」として、役割を明確にする。
ビズウィークは約70年続いた「東京モーターショー」が23年に「ジャパンモビリティショー」と改称されて以来、今回初めて開催されたイベント。スタートアップ約150社とモビリティ事業会社が出展する。25年以降、JMSは毎年開催される。回ごとに「多くのお客様にモビリティの未来を感じていただくためのショーケース」と、「企業連携を推進するビジネスイベント」として、役割を明確にする。
主催の日本自動車工業会は、2年ごとに開催されてきたモーターショーを、「ビジネスイベント」「ショーケース」として「2年のイベントを1つのパッケージ」として毎年開催していく。
自工会の片山正則会長(いすゞ自動車代表取締役会長CEO)は、15日、ビズウィーク会場で「次世代を担うスタートアップ、これまでに接点がなかったさまざまな企業と共創する現場になることを願っている。一緒に夢のあるモビリティ社会を共創したい」とあいさつ。ビズウィークが企業間連携、「新しい仲間をつくる」場となることに大きな期待を見せた。
また、自工会の青山真二モビリティショー委員長(ホンダ取締役代表執行役副社長)がJMS 2025の開催概要について明らかにした。
JMS 2025は25年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトを主要会場として開催される予定。「共創」を共通のテーマとして「FUTURE」「CULTURE」「CREATION」の3つの切り口で「モビリティの未来」を見せる企画を練る。
自工会は出展・参加募集説明会を24年11月21日に開催する。出展者の募集カテゴリーも情報通信・公共交通・インフラなどモビリティに関連するさまざまな産業に拡大して、事業共創を図る。
JMSビズウィーク 2024は10月18日まで幕張メッセで開催され、入場無料で公式サイトからの事前登録制。同じく幕張メッセでビズウィークと併催されている、デジタルイノベーション総合展CEATEC 2024にも入場可能。