JR東海とENEOS、法人企業向けEVカーシェアサービスの共同実証開始
2023/6/12(月)
東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)とENEOS株式会社(以下、ENEOS)は、JR東海の新幹線駅である豊橋駅の駅前駐車場において、法人企業向けEVカーシェアサービスの共同実証事業を開始した。
同事業では、事業用途で使用する営業車両について、使用した時間分だけ料金が発生するEVカーシェアを法人企業向けに提供する。法人企業で営業車両を共用してもらうこと等により、法人企業にとって、コスト削減とEV利用によるCO2削減の双方を実現可能とするビジネスモデルを検証する。また、法人企業の利用が少ない土曜日、日曜日は、観光等で訪れる個人ユーザーに二次交通としてのEVカーシェアを利用してもらうことも検討しているという。
なお、同事業でEVを利用する企業は、豊橋市を中心に事業を展開する中部ガス不動産株式会社、豊橋商工信用組合、およびホテルアソシア豊橋だ。実施期間は、2023年7月1日~2024年12月31日を予定している。
なお、JR東海とENEOSは、豊橋駅での実証事業の枠組みを活用し、今後もJR東海の新幹線駅周辺を含め、EVカーシェア共同実証事業の拡大可能性を検討し、CO2削減及び二次交通の充実に貢献するという。さらに、社会インフラ企業としての使命を継続的に果たすため、同事業にくわえ、今後、さまざまな社会課題の解決を目指した協業の可能性を追求していくと述べている。
(出典:JR東海 Webサイトより)