JR九州、新幹線と他の交通機関を組み合わせたリレー物流の実証実施
2023/11/27(月)
博多駅までの輸送ルート
九州旅客鉄道株式会社（以下、JR九州）は11月21日、新幹線停車駅から離れた地域の逸品も即日輸送できる物流ルート構築に向けた実証実験実施を発表した。
同実証は、九州新幹線や特急列車を活用した「荷物輸送サービス」と他の交通機関と新幹線を組み合わせて実施する。具体的には、鉄道の通っていない鹿児島県大隅半島（鹿屋市）～鹿児島中央駅間に共同配送便を仕立て、その後新幹線にリレー、大消費地である福岡へ即日届けるという流れだ。11月28日に実施するという。また、同実証では、積載時および販売までの所要時間、積載方法、振動状況の確認、ニーズを検証する。これにより、リードタイム短縮、共同配送によりトラックドライバー不足や CO2排出量削減、地域産品の消費拡大など地域課題の解決につなげるとのことだ。
（出典：JR九州 Webサイトより）
