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京急電鉄ら、横須賀市にて電動キックボードのシェアリング実証実験開始

2022/11/9(水)

株式会社サンオータス(以下、サンオータス)と京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)は、横須賀(東海岸)エリアで電動キックボードのシェアリング実証実験を11月1日から開始した。10月31日付のプレスリリースで明かしている。

両社は、三浦半島におけるモビリティシェアリングを用いた地域活性化、および観光振興を目的に、横須賀市・三浦市の観光拠点などに電動キックボードの貸出拠点を、2021年4月から整備してきた。

さらに、両社は、新モビリティを活用した沿線エリアの回遊性活性化連携協定を7月19日に締結しており、川崎市殿町・大師エリア~羽田エリアで電動キックボードのシェアリング実証実験を7月28日から実施している。今回の実証実験は、京急沿線で行う第2弾のサービス提供だ。

くわえて、両社は、同協定において、今後京急沿線エリアをターゲットとし、観光需要にとどまらず生活者の日常の足としての利用まで範囲を広げる。そして、ラストワンマイルにおける移動課題の解決を目指している。



また、同実証実験は、経済産業省「新事業特例制度」認定のもとで実施する。同制度の活用により、電動キックボードは道路交通法上小型特殊自動車の扱いとなり、最高時速15キロ未満、ヘルメットが任意着用となる。ほかにも、アプリによる無人レンタル、GPSによる速度制限や走行可能範囲制限等、システムによる安全対策も実施する。

なお、同実証実験では、スタート時は市内6カ所にポートを設置する。今後は横須賀市も含めた連携により、浦賀や久里浜方面まで拡大するという。そして、横須賀に点在する歴史、文化の見どころや自然豊かなスポットを「ルート」でつなぐことで、市内全体を大きな「ミュージアム」としてとらえた新しい楽しみ方「ルートミュージアム」を提案する。さらに、両社は、電動キックボードに対して、二次交通としての活用、市内周遊の促進も期待していると述べている。




(出典:京急 Webサイトより)

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