九州電力ら、次世代交通システム「Zippar」についての連携協定締結
2025/2/27(木)
Zip Infrastructure株式会社(以下、Zip Infrastructure)と九州電力株式会社(以下、九州電力)は2月25日、Zip Infrastructureが開発中の次世代交通システム「Zippar」についての連携協定締結を発表した。
Zipparは、さまざまな乗り物の既存技術を組み合わせたシステムで、「低コスト」「自由設計」「自動運転」等の 特長がある。今回の提携の目的は、Zipparの実用化に向けた取り組み等を進め、交通渋滞や移動手段不足、脱炭素化などの社会課題解決を図ることだ。
連携協定の内容としては、Zip Infrastructureが開発中の次世代交通システムの特徴を踏まえた、導入適地等に係る探索および普及ならびに技術的な研究を行う。さらに、その他、九州地域等の交通渋滞や移動手段不足、脱炭素化などの社会課題解決に資する取り組みも実施するという。具体的には、次世代交通システムの導入による交通渋滞や移動手段不足の解消、および次世代交通システムにおける電気モーター・バッテリーの活用と、環境に優しいエネルギー利用によるCO2排出量削減を目指すとのことだ。