MaaS Tech Japan、モビリティデータパッケージ「まちモビぷらす」提供へ
2024/12/10(火)
株式会社MaaS Tech Japan(以下、MaaS Tech Japan)は12月9日、地域ごとに特化したモビリティデータパッケージ「まちモビぷらす」を来春より新たに提供することを発表した。
同パッケージの特長は、カバー範囲の広さや地域ごとに特化、多岐にわたる必要データが一式パッケージ化されたことによる使い勝手の良さなどだ。同パッケージを活用することで、地域住民が日々感じる移動課題、自治体への要望や満足度といった現状施策への評価を適切に把握できる。
ほかにも、域内で生じているアクセシビリティ格差(交通空白地帯などの割り出し等)の可視化や他自治体との比較、課題に対する対策事例集などを参考にしながら交通空白地解消に向けたアクションや交通計画策定時に盛り込む自地域が抱える課題への適切なアプローチを検討できる。くわえて、データ分析などのスキルセット向上、モビリティソリューションの導入やまちづくり、スマートシティに関する施策実行を無理なく負担少なく進められ、ワークショップの題材としても活用可能とのことだ。
なお、MaaS Tech Japanは、同パッケージの提供を通じ、これまで展開してきたプロダクト・サービスをより活用しやすくする。同時に、身近で有益なデータ利活用と移動課題に対する最適なソリューション検討を一層推進する体制を構築することで、自治体や交通事業者などが抱える地域課題の解決を一層支援していくと述べている。