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マクニカ、レベル4対応の自動運転バス販売へ 仏NAVYA製「EVO」を20日から

2021/1/19(火)

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販売開始するNAVYA製「EVO」(マクニカ報道発表資料から抜粋)

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下、マクニカ)は、自動運転レベル4に対応するNAVYA SA(以下、NAVYA)の新型自動運転シャトルバス「EVO」の販売を開始する。
販売を開始する「EVO」は、2020年7月にフランスNAVYA社がリリースした新型の自動運転シャトルバス。最大乗車定員15人(座席11人・立席 4人)、最高速度25km/h(推奨速度18km/h以下)のEVで、高精度の自動運転ソフトウェアや最先端のセンサーなどを搭載した信頼性の高い自動運転ソリューションだ。販売には、商用向けに開発したソリューションとして、ソフトウェアやハードウェアの品質保証、運用におけるメンテナンスプログラムなども合わせて提供する。

さらに、EVOは自動運転レベル4に対応しており、私有地などの限定エリアにおいてはオペレーターの同乗なしで完全自動運転を実現できる。ただし、自動運転レベル4での運用は、ODD(運行設計領域)※1に基づく走行環境条件を満たす場合のみ。
※1: Operational Design Domain(運行設計領域)の略称。各自動運転システムが作動する前提となる走行環境条件のことで、各自動運転システムによって条件は異なり、すべての条件を満たす場合に自動運転システムが正常に作動する仕組み。
「EVO」の注文受付は1月20日から開始予定。オープン価格で販売する。
詳細は、Webサイト(https://www.macnica.co.jp/business/maas/products/133978/)から確認できる。

今後、マクニカてはEVOの提供だけでなく、ソリューション・プロバイダーとしてさまざまなテクノロジーのポートフォリオを活かし、運行管理システム(FMS)やV2Xなどのソリューションを合わせて提供することで、より安心・安全な自動運転の実現を支援する考えだ。さらに、車両や周辺環境から収集・蓄積されたデータをAIにより分析するなど、新たなモビリティサービスの構築にも力を入れていく。

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