三菱ふそうと岩谷産業、水素燃料商用車向けの水素充填技術の研究開発で合意
2025/5/22(木)
三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は5月21日、岩谷産業と液化水素を利用した水素燃料商用車向けの水素充填技術の研究開発に関する基本合意書締結を発表した。
今回の合意により、両社は、新たな液化水素の充填方法であるサブクール液化水素(以下、sLH2)充填技術に関する研究開発を共同で行う。sLH2充填は圧縮水素ガスと比較して、水素燃料のより高い貯蔵密度、より長い航続距離、充填時間の短縮化、より低い運用コスト、より高いエネルギー効率といった面で優位性を持つという。
ほかにも、両社は、液化水素充填に関する技術開発及び技術提携、液化水素に関する規制および認証に関する調査、充填インフラに関するビジネス関連事項の調査、充填インフラや水素燃料車両の普及に関するマーケティング活動で協業するとのことだ。なお、MFTBCは、岩谷産業との協業で「インフラ」の柱を中心に、液化水素に関わる研究開発を進めていいくと述べている。。
(出典:三菱ふそう Webサイトより)