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三菱倉庫ら、医薬品輸配送に中型EVトラック導入 導入拡大に向け検討

2025/2/25(火)

三菱倉庫株式会社(以下、三菱倉庫)、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)、ユアスタンド株式会社(以下、ユアスタンド)の3社は2月21日、三菱倉庫グループ会社のDPネットワーク株式会社が実施する医薬品輸配送業務のCO2排出量削減に向け、2025年3月より中型EVトラックを導入し、完全CO2フリーを目指した電動化を進めると発表した。

今回の取り組みは、三菱倉庫の埼玉・三郷地区の拠点にEV充電設備を設置するとともに、三菱ふそうトラック・バス株式会社製「eCanter」を1台導入し、3月から納品先への輸配送業務を開始する。同車両の航続距離や温度管理の状況に係る各種データを収集し、今後の導入拡大に向け検討を行っていく予定だ。

また、今回の取り組みでは、充電管理にユアスタンド開発のYourstand for Business(以下、YS4B)を採用し、充電時間・充電状態監視・CO2削減量等を一括管理、顧客にとって利便性の高いオペレーションを実現する。くわえて、YS4Bの充電スケジュール管理機能を使用することで、電力価格が安い時間帯に充電時間をシフトし安価な電気代での充電を実現するとのことだ。

なお、三菱商事は、脱炭素化が求められる物流・タクシーなどの商用モビリティ分野をターゲットに、三菱商事の総合力を駆使し、エネルギーマネジメント、フリートマネジメント(オートリース)、バッテリーマネジメント、再生可能エネルギーを組み合わせ、モビリティ×エネルギー領域でのセクター横断的なソリューション開発を通じ、商用モビリティの電動化・脱炭素化の実現を推進していくと述べている。

(出典:三菱倉庫 Webサイトより)

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