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三菱HCキャピタルら、太陽光発電による自己託送支援サービス提供開始

2023/8/1(火)

自己供託イメージ

三菱HCキャピタル株式会社(以下、三菱HCキャピタル)らは7月31日、「じこたくサポートサービス(以下、じこたくサポート)」の提供を開始したと発表。ミネベアミツミ株式会社とミツミ電機株式会社(以下、ミネベアミツミグループ)に関東エリア5カ所の事業所、および工場に非FIT※1の追加性※2の高い低圧太陽光発電による電力の供給を開始する。

※1 固定価格買取制度に頼らない再エネ由来の電気のこと。
※2 需要家から得た資金が再エネの追加的な発電、具体的には、あらたな再エネ発電所の建設などに投資されることで、再エネ発電が確実に増えること。(プレスリリースより)

今回の取り組みは、三菱HCキャピタルとおよび中央電力株式会社(以下、中央電力)の共同出資により設立した合同会社リネッツを通じて行われた。6月から7月にかけて実施するという。

じこたくサポートでは、企業が太陽光発電による自己託送を円滑に進めることができるよう、ワンストップで支援する。例えば、発電所の開発、保守・管理、自己託送を実施するにあたり必要な一般送配電事業者等への各種手続き、同発電所のリース契約、発電予測値の算出および発電計画提出等の運用などだ。これにより、企業は、発電所の開発に係る初期投資不要で、安定的な再生可能エネルギー(以下、再エネ)電力の直接調達が可能となる。

ミネベアミツミグループは、じこたくサポートを利用することで、環境への負荷が小さい低圧太陽光発電所27サイト(約2.4MW)から年間約270万kWhの再エネ電力を使用する。具体的には、ミネベアミツミは東京本部、藤沢工場、松井田工場において計6サイト(約0.5MW)、ミツミ電機は多摩本社、厚木事業所において計21サイト(1.9MW)を活用する。これにより、グループ全体のCO2排出量で年間約1755t‐CO2の削減を見込んでいるとのことだ。

(出典:三菱キャピタル Webサイトより)

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