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太陽光発電の電気を東武動物公園へ送電 出光興産らがサービス提供開始

2023/8/1(火)

東武商事が所有する
太陽光発電設備(左)
需要施設である
東武動物公園(右)

出光興産株式会社(以下、出光興産)らは7月26日、東武グループのカーボンニュートラル実現を支援するため、東武商事株式会社(以下、東武商事)との連携開始を発表した。自己託送代行サービスを東武商事に提供し、東武商事が所有する太陽光発電設備で発電した電気を、8月1日から東武動物公園へ送電するという。

今回の取り組みは、出光興産と出光興産の100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社(以下、ソーラーフロンティア)で実施する。提供する自己託送代行サービスは、自己託送制度を利用する企業に代わり、自己託送に係る業務を包括的に代行するというものだ。出光興産およびソーラーフロンティアが共同で開発しており、3月から本格的に提供している。



今回の取り組みにより、東武動物公園においては、電力使用量のうち約19%を再生可能エネルギーに転換でき、約319t(年間)のCO2排出量を削減することが期待できる。さらに、自己託送による電力供給で不足する電力は従来どおり、東武商事の取次により、小売電気事業を展開する出光興産が「東武のでんき」として供給する。

出光興産およびソーラーフロンティアは、今後もさまざまな企業が持つ脱炭素化への課題に対し、自己託送代行サービスを始めとする具体的なソリューションを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。

自己託送のイメージ図



(出典:出光興産 Webサイトより)

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