国交省、「交通空白」解消に向けたパイロット・プロジェクト第1弾発表
2025/3/27(木)
国土交通省は3月19日、「交通空白」解消・官民連携プラットフォームの取り組みとして、「交通空白」解消に向けたパイロット・プロジェクト第1弾を発表した。
「交通空白」解消に向けたパイロット・プロジェクトは、「交通空白」解消・官民連携プラットフォームのもと、自治体や交通事業者が抱える交通空白に係る共通の困りごとについて、全国各地での一斉解消を目指し、参加企業・団体と自治体や交通事業者が本気で取り組む先導的実証事業として実施するものだ。2025年度では、5分野を重点テーマに、実証事業(順次公表)を展開し、第1弾プロジェクトとして、8案件を推進するという。
第1弾で行う8案件としては、働き手不足に負けない「強い」事業基盤の構築として、「タクシー配車業務・システムの共通化」と「バス業務の標準化推進」を実施する。また、ナショナル・リソースを活用した共創(連携・協働)の推進として、「鉄道事業者等のライドシェア協力」、「地域施設送迎のリソースシェア」、「日本版ライドシェアと貨物輸送のドライバーシェア」、「公共ライドシェアドライバーによる貨客混載事業」を行うという。
ほかには、観光二次交通や情報発信の充実として、「改札ピッでタクシー手配」を実施。喫緊の特定課題への対応として、「リアルタイム相乗りタクシーマッチング」するとのことだ。なお、詳細は、以下で公開されている。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001877110.pdf
(出典:国土交通省 Webサイトより)