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国交省と経産省、高速道路における電動化インフラ整備加速化パッケージ公表

2023/3/31(金)

経済産業省および国土交通省は3月29日、「高速道路における電動化インフラ整備加速化パッケージ」のとりまとめを公表した。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、環境性能に優れたクリーンエネルギー自動車の普及が重要だ。特に、EV・PHEV・FCV等の普及に向けては、車両の普及と表裏一体にある充電・水素充てんインフラの整備が不可欠だ。

高速道路のSA・PAにおいて、昨今のEV普及と車載電池容量拡大に伴い、より高出力の充電器整備を求める声が多くなってきている。また、2023年には、高速道路上にも初めての水素ステーションが設置される予定だ。

「高速道路における電動化インフラ整備加速化パッケージ」は、現在の状況や今後の具体的な取り組みなどについてとりまとめたものだ。主なポイントとしては、「高速道路における2025年度までの整備計画の公表」、「充電インフラ補助金の予算拡充・補助額の引き上げ」、「高速道路外のEV充電器の活用の検討」、「SA・PA駐車場の整備費用への国費支援制度の創設」の4つだ。「国費支援制度の創設」については、道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法の一部を改正する法律案として、令和5年通常国会において審議されている。なお、両省は、これらの具体的な取り組みに基づき、高速道路における電動化インフラの整備を加速化していくと述べている。

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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