国交省、完全キャッシュレスバス実証運行の報告書取りまとめ公表
2025/5/2(金)
国土交通省は4月25日、完全キャッシュレスバスの実証運行を行う路線として、2024年11月から2025年2月まで全国各地で実施した実証運行の効果や課題を検証した報告書の取りまとめを公表した。
同省は2024年8月、完全キャッシュレスバスの効果や課題を検証するため、実証運行を行う路線として18事業者29路線を選定した。実証運行は、2024年11月以降に実施され、また、実証運行により、現金利用率の低下やドライバーの負担の減少といった効果を確認している。
また、同省は、完全キャッシュレスバスの実証運行による利用者の更なる理解醸成を図るため、2025年度以降も完全キャッシュレスバスの実証運行を行うという。そして、できるだけ早期に全国での完全キャッシュレスバスの実装を実現していくとのことだ。なお、報告書は、以下で公開されている。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001886529.pdf
(出典:国土交通省 Webサイトより)