伊藤忠エネクスと日本カーソリューションズが協業、カーボンニュートラル給油カードサービスを開始
2025/3/4(火)
伊藤忠エネクスと日本カーソリューションズ(NCS)は、2025年3月より、カーボンニュートラル給油カードサービスを開始。NCSの顧客は、このサービスを通じて、ガソリン・軽油の使用に伴う温室効果ガス(GHG)排出量をカーボンクレジットでオフセットすることが可能になる。両社は、この取り組みを通じて、モビリティ利用によるGHG排出量削減を推進し、持続可能な社会の発展に貢献することを目指す。
伊藤忠エネクスと日本カーソリューションズ(NCS)は、法人向けにカーボンニュートラル給油カードサービスを2025年3月より開始すると発表した。このサービスは、伊藤忠エネクスの法人向け燃料給油カードにカーボンクレジットを付与し、ガソリン・軽油の使用に伴うGHG排出量をオフセットするものだ。
具体的には、原油の掘削から国内での精製、給油、車両での使用までの石油製品のライフサイクル全体のGHG排出量を算定し、その排出量をカーボンクレジットで相殺する。これにより、企業の脱炭素化に向けた取り組みを支援する。
伊藤忠エネクスとNCSは、本サービスの開始に先駆け、2025年1月にNCSの営業車両にこのサービスを導入し、年間約300tのオフセットを予定している。また、2025年3月からはNCSの顧客向けに本サービスの提供を開始し、顧客の脱炭素化を支援する。
この協業により、NCSを通じて伊藤忠エネクスの法人向け給油カードサービスを利用する顧客は、当該車両でのガソリン・軽油の使用に伴うGHG排出量をカーボンクレジットでオフセットすることが可能になる。
両社は、この取り組みを通じて、モビリティの利用によるGHG排出量削減を推進し、持続可能な社会の発展に貢献していく考えである。