日産ら、埼玉県春日部市とまちづくりに向けたEVを活用した連携協定締結
2025/1/24(金)
日産自動車株式会社(以下、日産)は1月21日、埼玉県春日部市、日産、埼玉日産自動車株式会社および株式会社日産サティオ埼玉ならびに日産プリンス埼玉販売株式会社5者の「ゼロカーボンシティ かすかべモデル」の実現に向けてEVを活用する連携協定締結を発表した。
日産は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、エネルギーマネジメント、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズム、地域交通、次世代教育を通じ、脱炭素化、強靭化(災害対策)の実現により社会変革を促す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を国内の販売会社と共に推進している。EVの普及によるゼロ・エミッション社会構築を目指し、SDGsの達成や地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業と連携している。
今回の協定で連携する内容としては、「EVの普及促進、利活用に関すること」、「災害におけるEVの活用に関すること」だ。「EVの普及促進、利活用に関すること」では、EVの普及促進を図るため、EVの「走る蓄電池」の啓発活動を通じて、市民の環境・防災意識向上を目指すとともにEVの普及を図る。「災害におけるEVの活用に関すること」では、春日部市で災害を起因とする停電が発生した際、日産の販売店舗に配備しているEVを避難所等の非常用電源として活用するという。
なお、5者は、春日部市が目指す「ゼロカーボンシティ かすかべモデル」の実現に向け、EVの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを行い、持続可能なまちづくりに向け共創していくと述べている。
(出典:日産 Webサイトより)