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日産、新型「日産リーフ」B7発表 78kWhで最大702kmの航続実現

2025/10/16(木)

日産自動車(以下、日産)は10月8日、新型「日産リーフ」の日本仕様のB7グレードを発表した。

日産は3月、今後の新型車とマイナーチェンジ車、および2025年度から2026年度にかけて投入予定の新技術を公開した。この中で、2025年度に日本市場向けに新型「日産リーフ」や新型軽自動車を含め、多様な新型車とマイナーチェンジ車を投入。2026年度には、第3世代のe-POWERを搭載した新型大型ミニバンを投入することを明かしている。



新型「リーフ」は、360°セーフティアシストや日本専用の装備を搭載しているという。日本専用の装備としては、自動車専用道路においてハンズオフドライブが可能で、長距離運転の疲労を低減する「プロパイロット2.0」、スムースな駐車を支援する「プロパイロットパーキング」と「プロパイロット リモート パーキング」、後方視界を確保する「インテリジェントルームミラー」を設定するとともに、万が一の交通トラブルの際の映像を記録できる「ドライブレコーダー(前後セット)」を採用。加減速を繰り返すシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速し停止までをサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」も採用し、ドライバーの負荷を軽減しているとのことだ。

さらに、新型「リーフ」B7は、78kWhのバッテリーを搭載しており、最大702kmの航続距離を実現した。最大150kWの急速充電にも対応しており、150kWの急速充電機を使えば、35分で充電量10%から80%までリカバリーすることができる。

ほかにも、新型「リーフ」では、クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムを採用した。エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、クルマの中で発生する熱を最大限有効活用する。くわえて、充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態でも1500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としても活用することが可能だ。

また、新型「リーフ」では、12.3インチの大型デュアルディスプレイも採用し、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを搭載した。同システムは「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトできるという。

なお、日産は、「リーフ」B7について、10月17日から全国の日産販売店で注文の受付を開始し、1月より順次届ける予定だ。また、55kWhバッテリーを搭載したB5は来年2月頃の発表を予定しているとのことだ。

(出典:日産 Webサイトより)

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