日産、1月1日付の役員人事発表 スリムでフラットな経営体制の構築目指す
2024/12/13(金)
日産自動車株式会社(以下、日産)は12月11日、1月1日付の役員人事を発表した。
今回の発表の目的は、12月1日付のチーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)就任に続く経営体制の再編を行うことで、足元の課題に迅速に対応することだ。2025年4月には経営体制のさらなる変更を行い、ビジネス環境の変化に柔軟・機敏に対応できるスリムでフラットな経営体制の構築を目指すという。
最高財務責任者(CFO)のスティーブン マー氏は、中国マネジメントコミッティの議長に就任し、引き続きCEOの内田氏にレポート。アメリカズマネジメントコミッティ議長のジェレミー パパン氏は、最高財務責任者(CFO)に就任し、CEOの内田氏にレポートする予定だ。そして、新たなアメリカズマネジメントコミッティ議長にはクリスチャン ムニエ氏が就任し、CPOであるギョーム カルティエ氏にレポートする。
一方、チーフブランド&カスタマーオフィサー(CBCO)兼日本‐アセアンマネジメントコミッティ議長の星野 朝子氏は、日本‐アセアン地域の担当を離れる。星野は引き続きCBCOとして、ブランドと顧客体験の向上に重点的に取り組む。カスタマーエンゲージメントや利用者の満足度を向上させ、各市場における日産ブランドの存在感を強化する。くわえて、中国マネジメントコミッティ議長の山﨑 庄平氏は、日本‐アセアンマネジメントコミッティ議長に就任するとのことだ。
■日産 CEO 内田誠氏のコメント
今回の役員体制の変更は、会社を再び軌道に戻すための取り組みに必要とされる経験や緊急性を鑑みて行いました。日産は今後も将来の成長に焦点を当て、持続可能な収益を確保するために、これらのターンアラウンドの取り組みを着実に実行していきます
(出典:日産 Webサイトより)