日産自、岐阜県神戸町とEV活用の協定 脱炭素・強靭化を推進
2024/7/30(火)
日産自動車と岐阜日産自動車、岐阜県の神戸町(ごうどちょう)は、EVを活用した脱炭素化と強靭化の連携協定を結んだと7月26日、発表した。補助金の設定などEV普及や、災害対策の強靭化を進める神戸町が、日産と販売会社が進める「日本電動化アクション ブルー・スイッチ」に賛同した。
3者は連携協定に基づき、「走る蓄電池」としてのEV活用を通じて神戸町住民の環境・防災意識向上を図る。また、町内で災害を原因とする停電が起こったときには、岐阜日産自動車の店舗に配備しているEVを無償貸与し、避難所などで電力源として利用する。神戸町は公用車としてEV「日産サクラ」「日産リーフ」を導入済み。2024年2月、二酸化炭素・温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」をした。
日産は18年よりエネルギーマネジメント、地域交通などを通じて脱炭素化と強靭化による社会変革の促進に努める「ブルー・スイッチ」を推進。国内の販社や全国の自治体・企業と連携している。