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NTT西日本と近畿大学、マイナンバーカードを活用したDX促進へ

2025/4/30(水)

近畿大学と西日本電信電話(以下、NTT西日本)はこのたび、2025年7月1日から、証明書発行時の本人確認と認証にマイナンバーカードを使った公的個人認証サービス(JPKI)※1を連携させ、卒業生に対するサービスの向上と、大学側の業務効率化を図ると発表した。

今回の取り組みでは、卒業生が証明書を発行するプロセスを、デジタル庁の提供する「デジタル認証アプリ※2」を活用して公的個人認証サービスによる本人確認と認証を行う。これにより、本人確認書類の券面の偽変造による犯罪を防止し、利便性が向上する見込みだ。また、在学中にマイナンバーカードを使って公的個人認証サービスと連動し、卒業後に証明書発行サービスを継続して利用することもできるという。

さらに、両社は、NTT西日本の「LinkU-ID認証連携サービス※3」と公的個人認証サービスにより取得可能とされる基本4情報※4を連携させることで、大学と卒業生とのつながりを強化する環境整備やサービス提供を検討していくという。そして、今後も学生の満足度向上や業務効率化等に資する各種サービス・機能の開発、活用に連携して取り組むとともに、他大学や企業に展開することで社会全体のDX推進に貢献すると述べている。

※1 公的個人認証サービス(JPKI)とは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用して、オンラインで利用者本人の認証や契約書等の文書が改ざんされていないことを安全・確実に確認するためのサービス。

※2 「デジタル認証アプリ」とは、デジタル庁が提供するマイナンバーカードを使った本人確認を、安全・簡単に行うためのアプリ。行政機関や民間事業者は、本アプリとデジタル庁が無償で提供するAPI(デジタル認証アプリサービスAPI)を活用することで、マイナンバーカードを使った本人確認機能を簡単に組み込むことができる。

※3 「LinkU-ID認証連携サービス」とは、NTT西日本が証明書発行サービスで預かっている在学生・卒業生のIDと各種サービスを連携させる認証連携サービス。

※4 個人情報の基本となる氏名、性別、住所、生年月日の4つの情報。(プレスリリースより)


(出典:NTT西日本 Webサイトより)

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