【大阪・関西万博】Osaka Metroの自動運転バス、レベル4取得
2025/2/20(木)
大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)は2月18日、2025年大阪・関西万博開催期間中の来場者輸送を担う舞洲パークアンドライド一部区間で、国内初※となる一般道における大型EVバスでの自動運転車(レベル4)の認可取得を発表した。
※ 国内初:運転者を必要としない自動運転車(レベル4)の認可取得において、一般道における大型バスとして国内初。Osaka Metro調べ。(プレスリリースより)
今回の認可は、道路運送車両法に基づき、運転者を必要としない自動運転車(レベル4)として、国土交通省近畿運輸局から認可を受けるもので、近畿運輸局管内では初だ。今後、道路交通法による特定自動運行に係る許可、道路運送法による事業計画変更認可申請の認可を得ることで、万博期間中の4月13日から10月13日まで、舞洲パークアンドライド一部区間で自動運転レベル4による輸送を目指すという。
また、今回レベル4認定を受けた車両は、株式会社EVモーターズ・ジャパン製の「F8 series2-City Bus 10.5m」に先進モビリティ株式会社製の「ASM-AD」を搭載したものだ。さらに、同社は、舞洲パークアンドライド区間、および万博会場内において運行する自動運転バスのラッピングデザインも発表している。なお、Osaka Metro は、2025年大阪・関西万博期間中も自動運転レベル4での輸送区間を拡大するための取組みを進め、さらなる機運醸成に取り組むと述べている。
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自動運転レベル4区間
ルート全体図(左)
舞洲内(右)
出典:国土地理院
(https://maps.gsi.go.jp/)
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大型自動運転車両
(上、舞洲パークアンドライド)
小型自動運転車両
(下、万博会場内)
(出典:Osaka Metro Webサイトより)