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大阪メトロと住友商事、5G基地局シェアリングの実証へ 地下での環境整備目指す

2020/3/3(火)

鉄道トンネル内の5G共用アンテナ設置イメージ図

鉄道トンネル内の5G共用アンテナ設置イメージ図

大阪市高速電気軌道株式会社(以下、大阪メトロ)と住友商事株式会社(以下、住友商事)は、5G基地局シェアリングの実証実験を2020年10月から大阪メトロ御堂筋線なんば駅から心斎橋駅間で開始すると発表した。同実験は携帯電話事業者向けに2021年度中の実用化を目指しており、大阪メトロの発表によると、地下鉄道トンネル内での5G基地局シェアリング実証は日本初の取り組みだ。
大阪メトロのプレスリリースによると、5Gを利用したサービス展開に向けた基地局整備は、関東地方、特に地上での取り組みが先行しており、将来的な全国展開を見据えた際には、他の地域や地下空間での整備も進める必要があるとしている。

大阪メトロと住友商事が発表した今回の実証実験では、御堂筋線なんば駅と心斎橋駅の間の鉄道トンネル内と駅構内などに5G基地局を設置する。鉄道トンネル内は高低差などによって電波が遮断されやすく、その環境下で基地局間の接続性を検証する。そのほか、車内や駅構内に設置したカメラが取得した映像のリアルタイム伝送を行い、防犯・混雑状況の把握への活用なども模索するという。

大阪メトロはプレスリリースにおいて、今回の実証実験で得たものをグループ内の地下空間(地下鉄以外に地下街なども含む)へと展開し、大阪・関西万博に向けた早期の5G通信インフラ環境を整備するとしている。住友商事は、これまでにも東急グループや東京都港区とともに5G基地局シェアリングの実証実験に取り組んでおり、今後も、企業や自治体などと連携しながら、早期の5Gネットワーク整備に向けた検討を進めていくとしている。

電車内の防犯カメラと5Gアンテナの連動イメージ図

電車内の防犯カメラと5Gアンテナの連動イメージ図

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